堕ち玩

「にゃー、明日はクリスマスクリスマスぅ♪
　ジョウさんと街でデートデートぉ♪
　いっぱい遊んでおいしーもの食べて、それからまたいっぱい遊んでぇ（性的な意味で）
　えっへっへー、ジョウさん早く帰ってこないかにゃぁ」



「子猫ちゃーん、メリークリスマース！」
「ふえっ？」



「じゃーん。今年も良い子にしてたかなー？」
「にゃっ！サンタ……コスプレのお姉さんだ！？」

---

「チッチッチ、コスプレじゃーなくて本物のサンタさんよ！
　良い子のところにサンタさんがプレゼントを届けに来たのー！」
「はぁ、そ、そうなんですかぁ」


「さ、子猫ちゃんは何が欲しいの？
　何でも好きな物をおっしゃいな！
　素直に本当の事を言えば、サンタさんがプレゼントしてあげちゃうぞー！」

「な、何でもですかぁ？」

「そ、何でも！
　ほら、素直ーな気持ちで言ってごらん！」



「あたし……ジョウさんが欲しい。
　あたしだけのものになったジョウさんが欲しいです！」

（……ええっ、あ、あたし何言ってんだろ？
　でも……サンタさんの目を見てると、なんだかすごく素直な気分になっちゃって……）



「オッケー！任せなさい！
　サンタさんは良い子の願いを叶えるためにいるんだから！
　ごそごそ……」



「ほーら、じゃーん！！」
「ヴふー……」

「ジョ、ジョウさん！？
　えっ、な、何で、どうして……」



「サンタに不可能は無ーいの！
　ほーら子猫ちゃん、サービスでおちんぽも付けといてあげたよ！
　開けてすぐ遊べる親切設計！」
「ヴー……」



（こ、こんなのおかしいよ……この人もしかして……あ、ああ、でも……でも……）

「あ、ああ……す、素敵ぃ……
　サンタさん、ありがとうございますぅ！！」

＊＊＊



「ヴっ、ヴうっ！んヴぅーっ！！」



「あぁっ！！あはぁんっ！！ジョウさんっ、ジョウさぁんっ！
　ジョウさん、私の物になっちゃったんですよぉ、ジョウさぁん！
　ジョウさんのぉ、気持ちいいにゃぁぁ！！」
「んヴーっ、んヴーっ！！」

「あっはっはー。
　そんなに悦んで貰えてサンタさんも嬉しいよー。
　頑張ってプレゼントを確保した甲斐があったねー。

　さて、他の子達にもプレゼントを配りに行かないとねっ」

＊＊＊



「ぴちゃ……ぺちゃ……」
「…………」



「はぁぁ……リリィちゃん……リリィちゃんの涎ぇ、美味しいよぉ……
　また会えるなんて……私、嬉しいよぉ……
　サンタさぁん……ありがとう……」
「…………」



「いえいえー、どういたしましてー。
　良い子の悦ぶ顔が、サンタさんには一番の報酬なのさー。
　ま、本物は用意できなかったからダミー人形だけど……
　気になってないみたいだし、良いよねっ
　
　さて、あと一人……お？探す手間が省けたかなっ？」



「ジョウ、恵……え、ええっ！？な、何これ！？
　それに……さ、サンタクロース？
　あ、貴方、何者なの！？」



「クリスマスの伝道師、サンタさんだよー。
　たった今、この子たちにプレゼントしてあげたと・こ・ろ」

「プレゼントですって…！？」

「そう。
　恵ちゃんはね、『プレゼントより、リリィちゃんに会いたい』ってお願いしてきたの。
　健気で可愛いよねー。
　だからサンタさん、頑張ってリリィ型のお人形をプレゼントしてあげたんだー。
　ほら、こんなに嬉しそう。
　いやー、我ながら良い仕事したと思うよー」



「ふざけるな！！
　ジョウとタマちゃん……はまあいつもの事だとして、
　恵の気持ちを踏み躙るような真似は絶対に許さない！！
　正体を現せ、淫怪人！！」



「あっはっはー。
　ま、さすがにここまでやったら分かるよねー」




「お察しの通り……サンタさんの正体はダーククロスの淫怪人、サーニャさんでしたー。
　良い子の勇ちゃんにもプレゼントあげちゃうよー」

「そんなのノーサンキューよ！！
　行くぞ、超獣天装！！」



「たぁっ！！ファルコンセイバー！」
「あっはっはー、サーニャさんのプレゼント袋は切れないぞー」
「くぅっ！」



「そんなにムキムキしないでさー。
　勇ちゃんにもプレゼントあげるよー。
　何が欲しいのか言ってごらんなさいな！」



（な、何……あいつの目を見ると、気持ちが素直になっていく……
　い、いけない！これは、催眠術……！？）
「ううっ！わ、私は……！！」

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１．素直に答える
２．答えてたまるもんか！

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１．



「新しい刺激が欲しいわ！！」



「え……ちょ、ちょい待ち。
　もうちょっと具体的にだね」



「ハイグレ！カボチャ！ふたなりチンポ！！」
「ちょっ、待っ、とっ、た、タンマー！」



「ゼンタイ！！メタリック！！チクチン！！コーマン教！！おまる！！！
　もっと！もっと私を洗脳して！！もっと変態に、私を歪めてぇ！！」



「え、ええっ！
　それらを上回るって、ある意味下回るっていうか、そんなことはどーでもいいんだけど、
　な、なにか無かったかなあ、えーと、えーと、えーと、あれでもないこれでもないっ。
　あ、今のサーニャさん劇場版の青ダヌキみたいでけっこう萌えね？」



「隙有りぃぃぃぃっ！！」



「ファルコンスラァァァァッシュ！！！」
「うわわわぁぁーっ！！
　こ、こんなの納得いかないなーっ！？」

＊＊＊



「はっ……」

「あ、あれ……あたし、一体何を……」
「うーン……あレ、確かバイト先にサンタみたいなのが来テ、それデ…あれレ？」
「きゃっ！な、何で私はだかに……！？」



「…？？あ、勇さんが変身してます」
「オー。もしかしテ、知らない間ニ怪人にやられてタのかナ？
　勇、一人でやっつけテくれたんだネ！」
「そ、そうなんですか勇さん！
　ありがとうございます！」

「……また……」



「またこんな扱いぃぃぃぃぃぃぃっっ！！！！」

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２．BADパターン



「そんな事、淫怪人に答えてやるもんか！」
「ふーん、勇ちゃんは特に欲しいものが無いんだー」



「じゃ、勇ちゃんにはサーニャさんを手伝ってもらっちゃおうかなっ」



「ふがっ！？
　な、なにこれ……は、鼻輪ぁ！？」



「あ、あぁっ！？か、身体が……！！
　ふああああぁぁぁあぁっ！！？」

「そーだよー。
　サンタさんにはペットが必ずいるじゃなーい」



「ぶ、ぶもぉぉぉぉっ！！」

「まっかーなおっはっだっのー
　トーナカーイさーんーはーってねー♪」

＊＊＊



「ぶふっ、ぶふっ」
「あっはっはー、なかなか似合うよ勇ちゃん。
　さてさて、それじゃーしっかり遊んだ良い子たちー。
　今度は君たちがプレゼントになる番だからねー。
　サーニャさんからダークサタン様へのクリスマスプレゼント！

　それじゃー、ひとっ走り行こうか、可愛いトナカイちゃん！」
「ぶふーっ！」