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「超獣幻装!!」
「くぅっ!!」
異様なコスチュームを身に着けたジョウのパンチが、砂を巻き上げる。
「その格好・・・淫怪人に操られてるみたいね。
ジョウ!目を覚ましなさい!!」
「・・・・・・」
「ふっふっふ、無駄だよー」
口を塞がれているから喋れないのか、そもそも喋るつもりもないのか、ジョウは勇の呼びかけには応えない。
そして、楽しげな笑い声とともに、淫怪人が姿を現した。
「エンジェルライオンはもう私の人形さ。
そうねー、さしずめドールライオンってとこかな。
そしてお次は貴方のばんってわけよ、エンジェルファルコン!」
「やれるもんならやってみなさい!
行くわよ、淫怪人!」
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「超獣幻装!!」
「出たナ、淫怪人!女の子タチ、返セ!」
「やーだよっ。あの子達も私のモデルコレクションに入れちゃうんだから!」
「飛んで火に入る夏のバカ。
あなた達もついでに、このキスミちゃんのコレクションに入れてあげちゃうわ!」
「バカって言ったナ!絶対に許さないヨ!」
某海水浴場にて、若い女性が次々と失踪していく事件が発生。
海難事故にしては余りに多すぎる件数にダーククロスの影を見た勇たちは、調査に乗り出していた。
そして、個別調査中のジョウの前に、淫水魔が姿を現していた――。
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「うなー・・・精密検査なんて憂鬱ですよう」
「ボヤくなボヤくナ、ボクがついてったげるからサ」
「うー、魔因子の暴走が心配だからって恵ちゃんにも言われましたけどぉ・・・
この通り自分で制御できてるわけですから・・・」
「ふぇ」
「ごめんね、タマ」
「ボク達のためニ、あの力使ってくれたんだもんネ。
もし検査してなんか変だったラ、ボクが必ず責任取るかラ安心しなヨ」
「せ、責任ってそのあの・・・そういう、意味で、いいんですか・・・?」
(責任取って一生面倒・・・それってその、つまり、けっこ・・・)
「うン、そういウ意味!」
(えっちはいつでもしたげルし、もし怪人になっちゃっテどうしよーもなかったラ、ボクがやっつけたげル!)
「はーいお待たせ。じゃ、入ってきてくれるかな」
「けっこ・・・あ、は、はーい。
じゃ、じゃあジョウさん、責任取って下さいね!ねっ!」
「任しとキー」
「えへへへ・・・あ、よろしくお願いします、先生!」
「んー?なにやら上機嫌だね」
「それじゃ、検査・・・始めようか」
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お送りしております ライブエンジェル最後の日 お楽しみ頂けておりますでしょうか。
前編中編後編タイトル通りに完堕ちいたしましたライブエンジェル。
まあいつもの事ですね。
で、一つ謝罪しなければならない事があります。
ごめんなさい。
↓この先、二次元エンド。もひとつごめんなさい、かなり重いです。
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「はぁ、はぁ、はぁ・・・!
二人とも、無事でいて・・・!」
ショック状態のタマミを帰し、一人、ジョウと恵の救出に向かった勇。
既に日は落ち、遠くから街の喧騒が聞こえてくる。
「もう少しで、タマちゃんの言ってた場所・・・うっ!?」
ピッ ピッ ピッ
突然左手首から聴こえてくるコール音。
慣れ親しんだ筈のその音が、今は不吉な響きに聴こえる。
「・・・このコールは・・・恵から?
・・・恵?無事なの?」
『・・・・・・』
しかし、応えは返ってこない。
「めぐ・・・」
再度呼びかけようとした、その時。
「はっ!!」
「天装っ!!」
勇が変身し、その場を飛び退いた次の瞬間、閃光が走った。
「な・・・」
体勢を立て直そうと振り向いた勇は、言葉を失う。
なぜなら、そこに立っていたのは――
見間違えようもない、ライブエンジェルの二人の仲間――
「そ、そんな・・・っ!?」
***
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