というわけで、見事完結した「赤羽 勇は二度なく」。
お楽しみ頂けたようで、執筆者も画像班もたいへん喜んでおります。
さて、作者であるEnne様から、あとがきを頂きました。
個人的に身体が痒くなってくる内容なのですが、我慢して掲載させて頂きます(笑)
逆説的 美味しい絵のねだり方
皆様、長々お付き合い頂きありがとうございました
随分挑発的なタイトルを付けてしまいましたが、自分の駄文に、神が素敵な画像を出力してくださる
もちろんわぶきさんがそうでしたし、他の場所でも、本当に恐れ多いことばかり
けれど、どうか今回、蛇足も蛇足、嫌みったらしい自慢話に、少しばかりお付き合いをくださいませ
この「お話」を思いついたのは、GW直前だったと思います。
舞方雅人さんとわぶきさんとのブログ同士が相互リンクとなり、既に掲載されていた
淫隷学園もの 本編(狙われた学園)と 外伝的な(淫隷学園)これをみて
わぶきさん風に言えば(脳内の)変な汁が出た わけです。
ネット上の友人さんたちと以前から、閉鎖空間内での堕ちネタというのは
皆、随分とネタ投げをし合っていましたが、こうストレートに書かれては、刺激を受けない
連中は少なかったのではないかと思います。
で、どうにも、その刺激の度合いが強すぎた挙句
「待てよ、正義のヒロインが悪堕ちするんじゃなく、悪堕ちしてるおにゃの子が
(巻き込まれて)正義のヒロインに、されちゃう話なら、面白くないか???」
この段階で、お話の枠組みは8割方脳内では出来ましたので
わぶきさんに、「メールで」もって
『淫隷学園ものに、惚れてしまった事
わぶきさんが描かれた物を、下敷きというよりも、『額縁』として使用して二次創作を
してみたいがかまわないだろうか?』と打診をさせて頂こうと思った直前
なんと、わぶきさんの方が淫隷学園もので「勇の日常」これを発表されました。
これには、正直参りました
本家の描いてらっしゃる二重生活的な部分
それも、今回自分が着想したと思ったネタが(ヒロイン悪堕ちが前提であるとはいえ)
ばっちり、描かれていて、しかも、ネタの鍵を握っているのが当然とはいえ、イーズ様
被りすぎもいいところ
悩みました、悩みましたが、脳内に半ば出力されかかっている、「お話」というものは
着想されたが最後、何らかの出力をしてやらない限り、ひどく気持の悪いことになるものです。
そこで、とうとう思い切って
メールをお送りし、なんとわたしの雑文をご存知だったという幸運も重なって
快く、了解をいただきましたので、今作冒頭の三人娘の会話までを試作して、見て頂き
いろいろ、既に積み上げてらっしゃるわぶきさんの表現の幾つかwを自分は避けるだろうし
かなり「ゆりりん」臭がするであろうことも含めてご相談しましたが
わたしの方向性に任せると仰っていただきひどく嬉しかったことを、いまも忘れておりません。
この間、数日のやり取りでしたが、お互いに信頼できると(わぶきさんの誤解かも知れませんがw)
判断した結果、メールでなく、ネット上の別場所で、お話させて頂くという運びとなりました。
ここまでの流れの中で、わたしからは
二次創作の「額縁」としてわぶきさんのオリジナル部分を使用したいこと
そのために、その効果を高める演出として、既出画像の流用をお願いしたい
これはお願い申し上げましたけれど、同時に、挿絵キボンではありませんと
お断りを申し上げて居りましたのに、結果、神シチュ画像を山ほどお創り頂けた事
恐れ入るばかりです。
中でも典型的な例だけお話しますが
淫語Ⅱの授業風景
私の試作品を(もうその頃にはほぼ連載分の1回目あたりまで進んでいましたが)見ていただく中で
二度泣き専用の画像を創って見たいと望外の嬉しいご提案を頂いていましたので
ならば、生来洗脳スキーwですから、ここをお願いするほかなく
特に名を秘する、友人さんたちも交えてわぶきさんの試作品を見せて頂きました
その画像では、勇さんたちは、後ろ手の拘束(これはお願いしました)を皮の拘束具でしてもらっていて
わぶきさんもわたしも、そして友人たちも
今回の話の流れからして、できれば機械的に自動拘束される、これが良いとなったのですが
(この様な、ノリの確認これが出来上がった、このことが大きかったと思います)
残念、適当なパーツがない あきらめようかということになりかけたのですが
たまたま、カス子さんの公式ページにあったサンプル画像で、いかにも洗脳ヘルをかぶせられた
アーマード少女さん風の画像を見ていたわたしは、その籠手を使って、後ろ手で重ねたら
自動拘束風に成らないでしょうか?とふと思い付きを申し上げました。
待つこと5分
現在の画像が、全員の前に示されました。
日頃、洗脳画像を見あさっていたりするはずの仲間の感動がどうだったかは
既に、アレをご覧に成られた皆様のほうが良くお分かりに成るのではないかと思います。
そこまでくれば、その画像に沿った、嘘っぽい風景をもっともらしく書くことくらい
出来なくてどうするよ、そんなノリで、そこらあたりの筆、いやキーボードが突っ走りました
以後、最終のマント風の画像表現方法をわぶきさんにご迷惑をかけながら探していただいた以外
わぶきさんのノリとわたしのノリががっちりかみ合って
ほとんど、何の打ち合わせもしなかった、それが今回の素敵画像群の真相です。
直接的な表現wを嫌うあまりに、わたしが書き落としてしまった
淫語授業後の人間の反応、これを(先生の前に並ぶ三人娘の表情をご覧ください)補完して頂けた事など
これを見ていただければ、むしろ、今回の創作の主役がどちらであったのか
皆様もうお分かりですよね?本当にありがたいことです。
そして、当初から、原作を額縁に見立てて二重ないしは三重構造にする
これはまったく変えていなかったのですが
アクノス所長様のひとこと、元人間をうんぬん…
これは身に堪えました
後ろから一撃、いえ、決して非難を申し上げているのではなく
出来るだけ、もっともらしい嘘理屈を重ねている気でいたわたしの目から
ヴァイザーが二三個、転げ出た気がしました。
そこで、例の長広舌が加わり、夕日のシーンが追加され、尺はやたら延びました
いかに、わぶきさんが、いや、それでいいよと仰って下さってはいても
勝手にお家を占拠しまくってる身
つらくはありましたが、結果、いかがでしょうか?コメントでもご指摘いただけた絆の部分、
「周囲からはいかに悲惨で、醜悪に見えようとも当人たちは幸せ」
それを、ゆりりん風味の甘い糖衣をかけて出力するのがわたしの流儀ですが
わたしが書きたいその部分をより、強く出すことが出来たと思っております
長々と、本当に蛇足もいいところ
最後に、今回の作業をさせて頂き
新しい友人さんを得られたこと、本当に幸せに思っております。
わぶきさん、そして乗せて頂いた皆様、ありがとうございました。
Enne
最後の画像はこちらで勝手に付け加えさせて頂きました。
どういう意味だって?そんなこと俺が知るか!
画像班としては、ただただEnne様の創作された世界に惹かれ、受け取ったインスピレーションに基づいてカスタム少女をいじっただけに過ぎません。
そして、それが似たような性的嗜好を持つ読者の皆さんの目に楽しげなものとして映れば、それだけで望外の喜びです。
他に書きたい事は全部Enne様に書かれてしまったので、俺に出来るのはもう御礼言うだけですね。
Enne様、コメント下さった皆様、「堕ち玩」を見て下さってる皆様、本当にありがとうございました。
この記事にて、一先ず「赤羽 勇は二度なく」終結となります。
ですが、時代がそれを望む時、必ずイーズ先生は百合ップル共をともなって我々の前に帰ってきてくれるでしょう(無責任
その時まで、ごきげんよう!