気付けばハイグレの最大の特徴とも言うべき「即効性」を無視した内容になってるなコレ・・・
芸風という事でご理解いただければ幸いです。
あとスイプリばっかりこういうネタの標的にして恨みでもあんのかって感じですが、キャラクターの造形がかなり好みなのです。
本編も首をかしげつつ楽しく見てます。
キュアラバーの勇姿も見納めかと思うと悲しくて仕方がありません。
というわけでSSの続きです。
やっとエロシーン・・・
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「いやぁぁぁぁぁっ!!エレン、やめてってばぁっ!!」
「せっくす、せっくす、せっくすするのおおぉぉぉぉぉ!!」
まるでさかりのついた獣のように、エレンは奏を襲っていた。
壁際に追い詰めた奏の身体を抑えつけ、押し倒そうとしている。
「……なんて快楽に弱い奴だ。
もうタンクがパンパンになってるじゃないか」
壁越しにその様子を眺めているパンスト兵は、呆れたように呟く。
ハイグレペニスバンドには、エレンに説明されていない機能があった。
もちろん、ペニスバンドの主機能は、挿入した対象を体内から洗脳する事である。
だが、それと同時にこの洗脳器具は装着者にとっても同様の効果を持っているのだ。
ペニスバンドを装着したハイグレ人間は、バンド自体が放つ微弱な洗脳電波によって、
強制的に発情させられる。
発情したハイグレ人間が放つハイグレエナジーは逆にペニスバンドに吸収され、
陰嚢部分に相当するエネルギータンクに貯蔵、ダイレクトに洗脳擬似精液(ハイグレザーメン)に変換されるのである。
さらに、吸収したハイグレエナジーの一部を使いペニスバンド自体の洗脳電波が強化される。
すると、ハイグレ人間はより強い刺激を受け、さらにエナジーを生みだし続ける事になる。
身体的な限界を無視すれば、ハイグレエナジーはその総量を増大させながら、ペニスバンドと装着者を循環し続けるのだ。
つまり、装着者は自らの発したエナジーを浴び続ける事になり、それはハイグレ洗脳をより深く、より確実に定着させる結果になる。
奴隷戦士のように、精神力、身体能力の高いハイグレ人間は、それだけ作りだすハイグレエナジーの量が多い。
その出自が関係しているかどうかは定かでないが、エレンには特に強い効果があったようだ。
装着した瞬間に陰嚢部のタンクは一杯になり、後は余剰エナジーがエレンの体内を駆け巡る結果になってしまったのだった。
「あぐっ!!いやっ、いやぁぁ!!」
完全に発情したエレンに抵抗しきれず、奏はついに押し倒され、床に這わされてしまった。
ハイグレ洗脳光線を浴びてしまい、少しずつハイグレに侵食されているせいもあり、身体の自由が奪われつつある。
「はぁ、はぁ、はぁっ……かなで、かなでの、おまんこ、おまんこぉぉ!」
目の焦点も定まっていないエレンは、奏の背中にすがるように抱きつき、
玩具のようなペニスを、白いハイレグに包まれた尻の谷間に擦りつけだした。
「ひゃっ!?な、何これっ!やめて、やめてよぉ!」
(な、何か……おかしい?)
奏は、当然ながらセックスの経験など無い。
学校の先輩に憧れる、ごく普通の恋愛観を持った少女が直面するには、余りにおぞましい事態。
こんな事は受け入れられない、全て夢であれば良いのに。
だが、奏の中に突如として、全く別の感情が芽生えた。
(あんな、あんなものをお尻に押しつけられてるのに……何で?)
暗い暗い場所。
嫌だ、嫌だと叫ぶ自分が急激に小さくなり、どこか遠くへ追いやられたような。
代わりに近づいてきたのは、とてもいやらしい顔をした、純白のハイレグを着た女。
(おかしいよ、こんなの……何で私……)
(何もおかしくないわ)
(えっ……)
「はぁん、はぁぁぁん!かなでっ、かなでぇぇぇ!」
「あっ、あっ、あぁっ、あぁんっ」
一層激しくペニスを擦りつけるエレン。
奏はいつの間にかエレン同様に息を荒げ、その動きに同調するように腰を振り始めていた。
白いハイレグの股間部分も、くちゃくちゃと粘着質な音を立てている。
(気持ちいいんでしょう?エレンのおちんぽが。
受け入れなさいよ、そのまま)
暗闇の中で、ハイレグの女が語りかけてくる。
(受け入れる……エレンを……)
(そうよ、そして、エレンを通じてあなたに与えられる、偉大なるハイグレ魔王様のお導きを)
ハイグレ魔王。
その名前は何だったか、思い出せなくなっている。
(だ、だめ……それは……だめなの……)
(何が駄目なの?何も駄目じゃないわ。
ほら、もうあなたはそれを望んでいるじゃない)
(ああ……わたし……のぞんで……?)
気がつけば、闇の中で奏は全裸になっていた。
初めてオナニーをした時のような、心地良い興奮が身体を包んでいる。
(ほら……もうこんなに濡れてる。
怖がらなくていいわ、ただ心のままに、したい事をすればいいの……)
(わたし……したいこと……)
女が奏の手をとり、両の掌を重ねた。
すると、女の手と奏の手が、水が溶け合うようにずぶずぶと融合していく。
鏡面を閉じていくように、一つになっていく二人。
腕が、足が、身体が溶け合い、純白のハイレグが奏を包んでいく。
(あなたは……だれなの……?)
(ふふっ、まだ分からないの……?
私は……)
やがて、女と奏の唇が触れ合おうとしたその時、闇に覆われていた女の顔が顕になった。
(ハイグレ人間、奏)
ずぶっ。
「あっはああああぁあぁぁあぁぁぁぁぁん!!」
その瞬間、奏の膣はハイグレペニスバンドに貫かれた。
破瓜の痛み、それに伴う出血。
ハイグレ人間と化した身体のせいなのだろうか、そんなものはどこかに消え去り、奏に残されたのは圧倒的な快楽のみだった。
「すごっ、すごいぃっ、エレンっ、気持ちいいよおおぉぉぉおぉぉっ!!」
「んにゃぁぁぁぁ、かにゃで、かにゃでぇぇっ!!」
獣の交尾のように、後背位で繋がり、激しく腰を振りたくる二人のハイグレ人間。
そこには、人間らしい理性は欠片も残っていない。
「我慢できにゃいよぉぉ、ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッッ!!」
膝立ちで奏を犯していたエレンが、急にガニ股で立ち上がりあの運動を始める。
両腕を振り上げたタイミングで腰を突き出し、より深く深く、奏の子宮にハイグレを刻みつけるかのようだ。
「あぅっ!あぅっ!あぅぅんっ!!こ、これぇ、気持ちいい!!
ハイグレセックス、たまんないよおぉぉぉ!!」
がっくんがっくんと、振り子のように大きく動く二人の身体。
壁の向こうで、パンスト兵がひとりごちる。
「……やっぱり、結果は一緒だったな」
「かにゃで!わたしっイクッ!イクイクイクっ、ハイグレザーメン出ちゃううぅぅ!!」
「エレン!わたしもっ、私もイっちゃう!き、来て!エレンのハイグレザーメン、頂戴いぃぃぃ!!」
一際激しく腰をぶつけあう二人の少女。
何かに導かれるように、昇りつめて行く――
暗闇の中。
遥か遠くに、何かが見えた。
(あれは――私?)
変身した自分、キュアリズム。
(――ああ)
キュアリズムの足下の闇が隆起し、彼女を飲み込んでいく。
(――お別れなのね)
抵抗も空しく、永遠の闇に堕ちて行く伝説の戦士。
最後に奏に向けた瞳からは、一条の涙が――
(――さようなら、キュアリズム)
そう呟いた奏は、純白のハイレグ姿だった。
「イックうぅぅぅぅぅ!!ハイグレェェェェェェェェェッ!!!!」
「イッちゃうぅぅぅぅ!!ハイグレェェェェェェェェェッ!!!!」
エレンのハイグレザーメンが、奏にぶちまけられる。
その瞬間、奏は自然に隷属の言葉を叫んだのだった。
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・
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ハイグレ軍の前線基地内部、司令室。
豪華な椅子に腰かけたパンスト兵が、何やら書類を眺めている。
「ふむふむ、"ハーモニーパワー"ね。
この計画書通りの効果が出せるなら、侵攻作戦の大きな助けになるじゃないか。
よかろう、塔の発注はこちらでしておこう」
「ありがとうございます、兵長」
後ろ腰に手を組み、その横に控えたもう一人のパンスト兵が答えた。
「それで、えーと、プリキュアというのが二人以上必要らしいが、
そちらの確保はどうなっている?」
「はっ、既に二名のハイグレ奴隷化は完了しております。
おい、入ってきなさい」
パンスト兵がパンパンと手を叩くと、それを合図に二つの人影が進みでてきた。
「ほう、これがプリキュアか。
それなりに強力な戦士らしいが、処置は十分だろうな?」
「念のために、捕獲後丸一日ハイグレセックスをさせておきましたので、
精神調教は完璧かと思います。
さあお前達、こちらがパンスト兵長様だ。
失礼のないようにご挨拶しなさい」
「「ハイグレッ!ハイグレッ!」」
二つの声が完璧なタイミングでハモる。
「はじめまして、パンスト兵長様。
ハイグレ奴隷戦士ハイグレプリキュアが一人、ハイグレビートにございます」
「はじめまして、パンスト兵長様。
ハイグレ奴隷戦士ハイグレプリキュアが一人、ハイグレリズムにございます」
「「私達は正義の味方を気取り、ハイグレ軍の侵攻作戦の邪魔という大きな罪を犯しました。
そんな罪深い私達を、ハイグレ奴隷戦士に取り立ててくださり、本当にありがとうございます。
このご恩に報いるため、犯した罪を償うため、今後は身も心もハイグレ軍、そしてハイグレ魔王様に捧げる事を誓います」」
一字一句違わない完璧な宣誓。
まるでデュエット歌手であるかのように息のぴったり合ったハイグレ奴隷達を、パンスト兵長はいたく気に入ったようだ。
「わはははは、これは見事なハーモニーだな。
気に入った」
「兵長、それでは……」
「ああ、残りの作戦も全て承認しよう。
成功させれば、君の幹部待遇は約束する。
頑張ってくれ」
「はっ、ありがとうございます」
申請が全て通り、安心した様子のパンスト兵を、兵長がちょいちょいと手招きする。
「ついてはだな」
「ああ、了解しております。
おい、ハイグレビート、ハイグレリズム」
「「はっ」」
「しっかり兵長のお相手を務めるように」
「「かしこまりました」」
一糸乱れぬ受け答えをしつつも、二人の頬はほんの少し上気していた。
ハイグレ奴隷は、戦闘のみならず性処理においても奴隷でなければならない。
そしてまた、本人達もそれを誇りにすら思っているのだ。
「ぬふふ、君は出世するよ」
「恐れ入ります。
では、私は次の作戦の下準備がありますのでこれで。
ごゆっくりお楽しみください」
そう告げると、スタスタと部屋から出ていくパンスト兵。
「ふふふ……さて、それでは……」
兵長を載せたまま、椅子がスライドし二人の前に出てくる。
全身タイツに包まれながらも、その股間は下品に屹立している。
「ああ……パンスト兵長様のハイグレおちんぽ……素敵……」
「本当……思わずハイグレを捧げたくなっちゃう……」
以前の二人からは想像もつかないような艶かしい瞳で、兵長の股間に見入るエレンと奏。
もはや、二人は完全なハイグレ奴隷と成り果ててしまったようだ。
「ではお前達に、我がペニスへの奉仕を許……」
ギィ、と音をさせ、扉が少し開かれた。
「きゃっ!だだだ誰だ!」
「言い忘れましたが」
顔を覗かせたのは、さっき出て行ったパンスト兵だった。
「明日には実験を開始しますんで、朝になったら返してくださいね、その二人」
「わわわ分かった!早く行かんか!」
「はい、それでは」
閉まる扉。
「……びっくりした」
そんなやりとりの最中でも、二人の視線は兵長の股間に集中していた。
頬を染めながら、潤んだ瞳をペニスに向けるその姿に、伝説の戦士の面影は無い。
「……仕切り直しだ。
ハイグレ奴隷、ハイグレビートにハイグレリズムよ。
……奉仕を許す」
その言葉に、目を輝かせて応える奏。
「ありがとうございます、パンスト兵長様!
それでは、まずは私のお口でおちんぽの掃除を……」
「ちょっとリズム!なんであなたが先にご奉仕するのよ!
私の方がハイグレ奴隷としては先輩なんだからね!」
「なによ、エレンはその分多くご奉仕したって事でしょ!
私はハイグレ奴隷になったばっかりなんだから、新人に譲るのが筋じゃない!」
「け、喧嘩するんじゃない、お前達!」
「「申し訳ございません、パンスト兵長様!」」……
無様極まる言い争い。
扉の外で聞き耳を立てていたパンスト兵は、ようやくその場を後にした。
「ま、洗脳が解ける事はあるまい。
さて……」
おもむろに親指と中指を口(と思しき場所)にくわえ、ヒュウッと指笛を吹くパンスト兵。
やや間を置いて、二人のハイグレ少女がパンスト兵の足下に跪いていた。
「「お呼びでしょうか、御主人様」」
「ああ。お前達は残りのプリキュアの探索についてもらう。
キュアミューズの方は分からんが、キュアメロディの正体はお前達の知っている人間だそうだからな……」
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